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8/02/2023

東北各地の言語の地域公用語化

奥州語の文法は、
奥州/東北6県の広範囲に共通する用法で
構成されています。

並行して、その基である東北各地の言語に
ついても「地域公用語」として体系化し、
100年後の未来への継承を
より盤石なものとしていく必要があります。


奥州語と地域公用語の体系:
奥州語(日高見語)*1
 地域公用語 *2
  【青森】津軽語・八戸語・下北語
  【秋田】秋田語・由利語・鹿角語(旧盛岡藩)
  【岩手(旧盛岡藩)】盛岡語
  【岩手県南~宮城県北(旧仙台藩)】平泉語・気仙語
  【宮城】仙台語
  【山形】庄内語・最上語・村山語・置賜語
  【福島】会津語・相馬語・磐城語
      信達語・安積語・白河語
*1:東北全土の共通語
*2:東北各地の地域語

このように東北各地の言語を公用語化
することにより、
そこに住む人々が自らのアイデンティティに
誇りを持てる環境の構築が重要となります。

尚且つ、100年先の子孫が
東北の言語で書かれた文献を閲覧出来る
環境を整えることで、
未来永劫、東北の言語の継承が可能となります。

編集:千葉光